製麦 | 原料となる二条大麦を水に浸す浸麦から発芽、乾燥などの作業を経て麦芽にします。ここで大切なのは二条大麦のなかでもデンプン質を多く含むウイスキーづくりに適した品種の選定です。さらには乾燥時に焚くピートの香りが強くついたヘビーピーテッドなものからピートの香りをつけないノンピーテッドなものまで、つくるウイスキーの味わいを想定しながらピートの焚き具合を細かく調整しています。 |
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糖化 | 麦や米のような穀類を原料とするお酒の場合、酵母は原料をそのままで発酵させることができません。 そこで麦の場合は、発芽した麦(麦芽)に含まれる酵素によって、でんぷんを糖分に分解する「糖化」という工程が必要になります。 細かく砕かれた麦芽が温水とともに糖化槽に送り込まれ、でんぷんが糖分に変わると甘い麦汁が得られます。 |
発酵 | 発酵とは、酵母が麦汁中の糖分、アミノ酸等を取込んでアルコールと何百種類ものウイスキーの香りと味の成分を生じさせる工程です。 麦汁に酵母を加えると泡が立ち、やがて槽は一面純白の泡に包まれます。発酵が終わりに近づくと澄んだ液面上部が現れます。発酵終了時の液を醪(もろみ)といい、そのアルコール度数は7.0~7.5%です。 |
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蒸溜 | 発酵の終わった醪(もろみ)を銅製のポットスチルと呼ばれる単式蒸溜機にいれて二度蒸溜し(一回目を初溜、二回目を再溜といいます)アルコール濃度を65~70%に高めます。この蒸溜したばかりのウイスキーをニューポットといいます。アルコールが約80度で沸騰する性質を利用し(沸点の違いを利用)、蒸気を発生させこれを冷却、液体化させ、アルコールや香気成分などの揮発成分だけをとり出します。 |
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樽熟成 | 蒸溜したての新酒(ニューポット)は無色透明のまだ荒々しいものです。この新酒を樽に詰め、貯蔵庫で熟成します。熟成はウイスキーらしい豊かな味わいと深い香り、さらに琥珀色を生むために欠かせないもので、特に熟成樽が重要な役割を果たします。樽の材質や内面の焼き方、大きさなどの違いによってその味わいに大きな違いが生まれ、また、貯蔵環境(気温、湿度)によってもウイスキーの味わいが変化します。 |
