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ブランデーのタイプ

ブランデーには、大きく分けると、ぶどうを主原料とするグレープブランデーと、ぶどう以外の果実を主原料として蒸溜したフルーツブランデーがあります。この他に、ワインをつくる際のぶどうの搾りかす、あるいはワインの搾りかすから製造される滓取りブランデーなどもあります。国や地方や原料、製法によってさまざまなブランデーがつくられており、その個性の違いを楽しむことができます。

タイプ一覧

グレープブランデー

グレープブランデーはワインと同様にぶどう、特に白ぶどうからつくられます。原料となるぶどうは、ワインに比べて糖分が少なく酸味が強いものを使います。香りの成分が凝縮した豊潤で味に奥深さと広がりのあるブランデーとなります。

フルーツブランデー

ぶどう以外の果実を原料として、発酵・蒸留したブランデーをフルーツブランデーといいます。
リンゴ、さくらんぼ、みかん、黄梅、すもも、木苺、梨、かりんなど様々な果実が原料として使われています。フルーツブランデーのなかでもっとも生産量が多いのがリンゴを原料としたアップルブランデー。日本でも生産されています。バラ科の植物であるリンゴならではの華やかな香りが特徴です。フランスでは、アップルブランデーはフルーツブランデーから独立して分類されています。