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リキュールのタイプ

リキュールのタイプは主に芳香性原料の種類によって、香草・薬草系、果実系、種子系に大別され、どこにも当てはまらない特殊系を合わせて4つに大別しています。

タイプ一覧

香草・薬草系

最も古くから不老不死の妙薬としてつくられてきたリキュールで、蒸溜酒に香草や薬草などの草根木皮の成分を浸出させたものをいいます。香草などを数種類から100種類以上ブレンドしたリキュールがつくられています。

果実系

フルーツを原料としてつくられているリキュールで、香草・薬草系のもつ薬用効果よりも味や香りに重点をおいてつくられています。あらゆるフルーツがリキュール原料になっているため生産量が最も多く、カクテルや洋菓子製造にも広く利用されています。

種子系

カカオ、コーヒーなどや果実の種子、ナッツやクルミなどの種子や杏の核などの香味成分を原料としてつくられているリキュールをいいます。濃厚な味わいで、ストレートで飲む食後酒として人気があります。カクテルや洋菓子製造にも用いられています。

特殊系

上記3つに当てはまらないリキュールを特殊系リキュールと呼んでいます。植物系以外の成分、クリーム、ミルク、緑茶、卵黄などが用いられています。クリーム系リキュールは油分が分離しないよう新しい技術が用いられています。